豊しま、飯田橋。”関東風肉そば”の看板が目をひきます。カウンターがすぐ外に面していて、これぞ立ち食いそばといった風情の店。何故か妙にそそられます。他にも何件か店があるようです。
この周辺は文京区、千代田区、新宿区の区境になっていて、駅周辺は千代田区ですが、店があるのは新宿区下宮比町、飯田橋の五差路から目白通りを江戸川橋方面(北)へちょっと行ったところにあります。JRの駅からは歩道橋を渡って行きます。せっかくなので、歩道橋の上からパチリと一枚。手ブレ、ピンボケ。どうも携帯で撮るようになってから写真の質が落ちたな。
名物の肉そばを注文、480円。口頭注文、料金手渡し式です。立ち食いの温かいそばにしては割高な気がしますが、他の天ぷら、たぬき等のメニューは300円台と普通。注文後、茹で麺をチャッチャッと温めて出てきます。生麺の店ばかりで、無性に茹で麺を食べたかったので、ワクワクしてきます。
具は大きめの豚バラ肉が一枚、そして揚げ玉。そばは黒っぽく、つゆは真っ黒。これが関東式って事なんですか。まず、ズズッと一口。そばは固め、ザラザラッとした食感。つゆは甘辛、揚げ玉と脂たっぷりのバラ肉がダシに出ていて、わかりやすい味です。ただ、酸味が強く、結構熱いです。肉は思ったより厚みがある。揚げ玉は、そのものを楽しむっていうより、味付け、調味料って感じ。粒が小さくてすぐ溶けます。
食べ終わった後、どっと汗が噴出しましたが、B級欲を満足させる一杯でした。そのうちまた食べたくなるであろう。